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ロックフォール村に着きました。(6月9日2005)



トゥールーズ国際空港からレンタカーを借りて、午後2時半頃にロックフォール村に着きました。行くまでは山奥にある暗い村かと思いましたが、全然違って開けたところでした。快晴だったせいもありますが、空が高く日当たりのいい高原の町という感じでした。

ロックフォール村の全景です。村までは道路も広くて運転しやすかったです。

村は、とても小さいです。人口は800人ほどです。長さ2キロで幅が崖までのわずか300mしかない面積で、崖に沿って寄せ合うように建物が延々と並んでいます。つまり崖に沿った細長い村といえます。メインストリートも細く崖に平行して長く伸びています。道路には大きな観光バスや約10社ほどあるロックフォールの大きなトラックが行き交い活気があります。安定したこのロックフォールチーズ関係の仕事があるお陰なのか、町全体が明るく活気がありました。入れが行き届いた家が多く感じられます。日本によくあるような過疎地でさびれた村という印象はまったく当てはまりません。フランスにやって来ると、このように地方都市がみな元気なのが、とてもうらやましく素晴らしいことだといつも感じています。

ロックフォール村には観光客のバスも多く、観光地としても有名なようです。

6月というのに札幌に住む私達には考えられない気温(30度近い)でした。でも、とても気持ち良いです。乾燥しているので、腕や首周りもべったっと汗で濡れることはありません。しかし、高地にあるので南フランスとはいえ、真冬になると雪が少し(10センチ?)積もるそうです。新緑が目にまぶしい素晴らしい環境の中で世界中から注文を受けるロックフォールチーズについて早く知りたいと思いました。

3代目のフィンセントさんが経営する小さなロックフォールチーズの会社です。

そして、ロックフォール村の端っこにあるロックフォール・イヴ・コンブ社の工場に着きました。ここは、ヘッドオッフィスで、熟成させる洞窟があるところとミルクからチーズにする所は別の場所にあるそうです。見上げると崖が迫っていて迫力がありました。崩れてこないか少し心配になりました。


ロックフォール村に着きました。(6月9日2005)