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モンドールはモンベリアール牛のミルクで作りますがその放牧のようす(フランシュコンテ地方 ドゥー県)



9月16日(2006)の朝、電話のジャックを買おうとホテルのある Pierrefontaine Les Varans から プーレさんの町 Belleherbe を通って Maiche という町に向けて走っていました。その町の少し手前の道路の両側に牧草地が広がっていて、そこにはモンベリアールが20頭ほど放牧されていました。牛が道路に近いほうにいたので、車をとめて牛を見ることにしました。

下の写真は道路の左側の様子です。すぐ向こうには家々が立ち並ぶ町が見えます。朝9時半ぐらいですが、うっすらと霧が出ていて気温は13度ぐらい。じとっとしていて肌寒いですが、搾乳を終えた牛は食欲旺盛で、草を食べています。

メーシュの郊外にあった放牧地です。高いビルがなくて、どの家も揃っていて町全体に調和の美があります。

下の写真は道路の右側の様子です。こちら側は丘につながり、町はありません。森にはうさぎなどの小動物がいそうです。さて、モンドールになる牛乳はこのモンベリアール種の牛から得ます。ホルスタイン種が白地に黒いぶちですが、モンベリアール種は白地に茶色のぶちが特徴です。

広々とした牧草地。私が牛ならこういうところで暮らしたいです。

私達の姿を認めると、牛がどんどん近づいてきます。うれしいです。うーん、ここの牛達は飼い主に可愛がられているんだなあと思います。あっという間に10頭ほどが集まってくれました。美奈子店長がカメラで写そうとすると、皆じっと止まってポーズをとってくれているようです。

人間が好きな牛さんたち。みなさん全てが奥さんかと思うと何だかほのぼのしてきます。

こちらの風景はどれも絵になります。道路の左右にこれでもかと言う位に電信柱が立っている日本では、お目にかかれない景観があります。車の旅ですとこのようにいいなぁと思った時に立ち止まれるのがいいと思います。これからもレンタカーの旅を続けたいと思います。


モンドールはモンベリアール牛のミルクで作りますがその放牧のようす(フランシュコンテ地方 ドゥー県)