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ランジス市場で秋と冬の季節のチーズを探します。冬のチーズもおいしい。



10月19日(2006)、今日は朝8時前にオルリー空港にあるAVISのレンタカーに行きました。辺りはまだ暗く車もヘッドライトを付けないと走れないほどです。手続きを終えていざ出発です。車で5分ほどのランジス市場に向かいました。今回の目的は、冬のチーズを探すことです。ランジス市場のチーズ専門の会社には、20社近くがあると思いますが、各会社の前では、いろいろなメーカーの人達がやってきて販売促進のための小さな催しを開いていました。

ランジス市場のチーズが集まるいろいろな会社ごとに新しいチーズや季節のチーズのプロモーションが行われていました。

上の写真の会社の前では、3つのチーズが紹介されていました。イギリスのチーズ、オランダのチーズ、そしてフランスのオーヴェルニュ地方のチーズです。

イギリスから水牛の青かびチーズのプロモーションでいらしていた女性。SIALにも参加されるとのことで、来週にもう一度訪ねたいと思います。

上の写真は、イギリスのブルーチーズのプロモーションでいらした方です。水牛を飼っていて、そのミルクで作った青カビのチーズでした。青かびの風味が穏やかなチーズです。モッツァレラ以外で水牛のチーズは初めてでした。チーズ自体がバターのように濃厚でおいしいので、機会があれば輸入してみたいと思います。

オランダのチーズ、ライプナーVSOPのチーズの宣伝に来ていたおじさん。サービス精神旺盛で私達二人の写真をとってくれました。

上の写真は現在チーズマーケットで輸入しているオランダのハードチーズ、ライプナーVSOPの販売促進に来られた方です。ライプナー専用のスライサーが展示されていたので、とても興味が沸きました。帰りがけにチーズをあげると言われましたが、「いいです。」と遠慮しようとする私に、さっとポケットにチーズを入れてニッコリしてくれました。こちらのおじさんは心の余裕がある人が多くてとても楽しいです。「ありがとう! ライプナーが日本でもっと売れるように私もがんばるからね。」と心の中でつぶやきました。

オーヴェルニュ地方のチーズ、ライオール。そのチーズ料理で有名なのがアリゴ。写真のようにびよーんと伸びるのが楽しいです。


最後はアリゴというびよーんと伸びるお料理に使うライオールとそのフレッシュチーズ(トム・フレーシュ)の販売促進です。今回、小売用にパックされたチーズを探していたのですが、いいタイミングで見つけることが出来ました。アリゴは札幌のレストランでもメニュに載せる店が増えたので、需要が出てきました。

ランジス市場に来る人は、その道のプロ達ばかりです。そうした人に対して、チーズのメーカーからこうした販売促進の機会を作り、それがやがて小売店やレストランを通して、広く一般の消費者まで浸透していくのだと、今回の訪問で実感しました。


ランジス市場で秋と冬の季節のチーズを探します。冬のチーズもおいしい。