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素敵なチーズ生産者と2007年に訪問する約束をしました。(パリ・SIAL2006・フランス)



10月24日(2006)、今日は現在チーズマーケットで輸入してるチーズの中で、是非その生産現場を訪ねて見たいと思う人たちのブースに行きました。いつもは事前にランジス市場のチーズ会社に連絡をしてもらい、日程が合えば私達が来るまで訪問することが多いのですが、せっかく生産者と会える機会なので、自分達でお願いしようと思いました。今回は3つの生産者を訪ねることにしました。最初は下の写真の方です。私も大好きなオッソイラティーという羊乳のハードチーズを作っているONETIK社です。スペインと国境を接する南西のフランスにあります。8月はヴァカンスで仕事を休む人が多いとの事ですが、事前に連絡をすれば、休暇をずらして私達を迎えてくれるということでした。

オッソイラティーを作っているONETIK社。

次にいったのは、ブルゴーニュ地方でエポアスというチーズを作っているベルトー社という家族経営の会社です。以前、ランジス市場の担当者を通して訪問をお願いしたのですが、都合が悪いと断られたことがありました。それでも見てみたいと思うので、今回直接会ってお願いして見ました。来年の6月に行こうと思います。

ベルトー社、とても小さな町で作られるチーズが世界中に知られているとは、素晴らしいです。

最後は、ブリー・ド・モーを作っている家族経営の生産者で名前をDONGE社といいます。現在は兄と弟が力を合わせて、会社を経営されているそうです。兄が生産を担当して、写真の弟さんが営業をしています。そして一緒に来ていたお母さんも一緒に写真をとりました。まあ、それはそれは素晴らしいお顔をされていました。どんな人でも愛してくれそうな愛に溢れたお顔です。

ブリー・ド・モーとクーロミエしか作らない家族経営のDONGE社。

どこも素晴らしい方達ばかりでした。これから行きたい生産者の他に、既に訪問したことのあるチーズ生産者のブースにも立ち寄って親睦を深めました。ロックフォールカルルやモンドールを作っているグリッロ社などです。案外私達以外にも、こういう見本市を単なる新規開拓の目的に来るのではなくて、既に輸入をしている会社の人たちが、そうした生産者に会いに来ているのかもしれません。多くのブースでは、とても和やかにおしゃべりをしている人を多く見かけるので、初めて同士で話をしていなさそうだからです。こうした大きな見本市では、チーズマーケットが求める品質のチーズ生産者を新しく見つけることはもはや困難になってきていると実感します。(ランジス市場ならあります!)それだけ今までにちょろちょろといろいろな国に行って、いろいろなチーズを見てきたからだと思います。今後は今取引できているチーズを良い状態で日本のお客さんに提供していくことだと思いました。


素敵なチーズ生産者と2007年に訪問する約束をしました。(パリ・SIAL2006・フランス)