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SIAL2006(フランス食品見本市)にやってきました。



10月23日(2006)、初めてSIALにやって来ました。今日はベルシーから汽車でシャルル・ド・ゴール空港のターミナル1に行き、そこにあるホテルに荷物を置いてから会場のある隣の駅に行きました。10月のパリは天気が悪いようで、太陽を見たのは1週間で一日ぐらいです。駅から直結した会場は、天井がとても高い大きな建物(ホール)が6つほどありました。1つのホールは、バスケットコートが20面以上すっぽりと入るぐらい大きなものです。

SIALの会場の様子。ホールが6つあり、その一つの大きさは、バスケットコートが20面ぐらい取れるような感じがします。

今日の目的は、フランス産のチーズの生産者を訪ねることです。ロックフォール、モンドール、ブリー、カマンベール、オッソイラティーなど、どれも私達が長い時間をかけて選び抜いた生産者のチーズばかりです。また、イタリアのチーズが集まっているコーナーもありました。下の写真がそれです。ヨーロッパはもちろんのこと世界各国から取引相手を探しに多くの人達が集まって来ます。

イタリアのチーズが並ぶブースの通りです。パルミジャーノレッジャーノなど日本でもおなじみのチーズが展示されています。

それぞれの会社で出しているチーズを見て、気に入ったものがあれば、担当者に告げてミーティングをします。相手も自分達がどういう会社なのかを第一に知りたがるので、私達の場合には、日本から来た輸入業者であることを伝えます。会話は英語が主体ですが、相手により美奈子店長がフランス語やイタリア語で補足してくれます。

あるチーズの会社のブース。気に入ったチーズがあるとその取引条件などについて、椅子に座って話し合いをします。

下の写真は、とてもおいしいカマンベール・ド・ノルマンディーAOCを作っているREO社のブースです。この会社には、2005年の8月に訪問しました。久しぶりの再会でしたが、ブルーネさんは私たちの事を覚えてくれていました。しばし腰を下ろして、カマンベールをシードルで頂きます。うーん、ノルマンディーのシードル、飲みたかったんです。ここでおいしい組み合わせを教えてもらいました。カマンベールにリンゴのジャムを少し載せて食べるのです。ノルマンディーはカマンベールとリンゴの生産で有名ですが、この2つの相性はなるほど抜群でした。札幌に戻ったら農家から買ったリンゴを使って自分でジャムを作って食べてみたいと思います。

8月(2005)の夏に訪問したREO社のブースで、ブルーネさんと久しぶりの再会をしました。相変わらずとてもおいしいカマンベール・ド・ノルマンディーでした。

その他にも再会を果たしたチーズ会社がいくつかありました。また、初めて顔を合わす取引しているチーズ工場の方のブースも訪問しまた。その中でオッソイラティーとエポアスの会社は、来年の都合のいい時に工場を見せてもらう約束をしてきました。こうした人のつながりを大事にしながら、彼らの助けを得て良いチーズを作る彼らを取材してHP上で広く公開知することで、日本に住む多くの人達にヨーロッパのチーズの魅力を伝えていけるように、来年もがんばろうと思います。やや風邪気味ですが、これからパリの凱旋門近くのホテルに向かいます。


SIAL2006(フランス食品見本市)にやってきました。