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ロワールワインの産地のシノンの町のマルシェ



4月19日(2007)の朝、BOURGUEIL からロワール川を渡ってシノンに行きました。チーズマーケットのチーズをメニュで使ってくれている札幌市内の飲食店さん達に何かいいワインの情報があればと思い、行ってみました。また、今朝はマルシェが開かれるので、この時期にどんな食材が売られているかも楽しみでした。

シノンのお城の高台から Vienne 側の方を見た時の景色です。

シノンは、ロワール川の支流のヴィエンヌ川に沿って町があります。高台には、古城があります。そして町はこの高台からヴィエンヌ側までのやや坂になっている位置に広がっています。ぶどう畑は、町の郊外に延々とつながっています。

シノン市内を流れるロワール川の支流、Vienne 川。この写真の右側の公園で毎週木曜日の朝にマルシェが開かれます。

駐車は、上の写真のような川の脇の道路沿いにパーキングチケットを買って利用する場所にしました。マルシェはこの川の脇にある公園で開かれいたので、歩くのにも近くて便利です。駐車料金は、1時間半で1ユーロでした。さっそくマルシェに行きました。私たちが買う店は例えば野菜を売る店なら、市場で仕入れてたくさんの種類が並ぶ八百屋さんではなくて、2,3種類しか無いけれど自分で作った野菜だけを売りに来ている農家の人の店です。

白いパラソルを広げ、収穫した苺やホワイトアスパラガスを売っている農家の方。おばさんと会話をしながらの商売はとても楽しそう。

この上と下の写真はそうした農家の方の店です。どちらも苺とアスパラガスが主で、あと1、2種類あるかどうかです。値段と品質が良い事はもちろんですが、売り手と買い手が会話を楽しんで買えるのがマルシェのいいところです。

こちらでもホワイトアスパラと苺とりんごジュースを売っていました。

この日は朝からとても良い天気でしたが、8時ごろでも気温は10度前後で見た目以上に寒い日でした。フランスなどのヨーロッパでは、日本よりも夕暮れが遅いですが、その分日の出も遅く、このように早朝は日本よりもかなり寒いので、洋服の枚数を一日のうちで何度も変える必要があります。

こちらでは、木の椅子の修理をするお店のようです。お客さんの住所と名前を聞いて、都合のいい日を話し合っていました。

シノンのマルシェでは、石鹸や瀬戸物などや日用品や衣類など食品以外にもいろいろな店が出ていました。今回の旅では、それなりの大きさのマルシェは初めてでしたが、やっぱりマルシェはいつ行ってもいいものです。自分のものやお土産もほぼ買うことが出来たので、スーツケースの荷物の整理も今夜中に終わると思います。地方のマルシェを回るようになってからは、空港で買いたいと思うものはほとんどなくなりました。フランスを旅するなら地方に行くのが断然いいですよ。


ロワールワインの産地のシノンの町のマルシェ