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ストラスブール空港の近くの町でいちご狩りを楽しむフランス人。2008年6月



6月13(金)の夕方、パリのオルリー空港からアルザス地方第一の都市、ストラスブールに着きました。空港でレンタカーを借りて今日のホテルに向かえば、あとはご飯を食べて寝るだけです。Entzheimという「花の町」の郊外を走っていると、ふと道の右側に広がる畑に多くの人が何かしているのが見えました。それは、・・・何とイチゴ狩りをしていたのです。
 
下の写真のようにまさに辺り一面のいちご畑という感じです。どこまでも続いている感じです。そして、驚いたのは、車から降りると、いちごの香りがしてくるのです。それもジャムを作っている時のようにとても香りが強いのです。煮ている鍋の中に居る気分です。これはやらないわけにはいきません!どうせホテルに行くだけなんですから・・・。

見渡す限り苺畑。一面芝桜が咲いていると香るように、苺もこれだけあると、ジャムのような強い香りが漂っています。

畑の入口のところで、お客さんが家から持ってきた鍋やら洗面器のようなものやタッパーなどを係りの人に渡しています。それをはかりに載せると、マジックでその鍋などに重さを書いていました。そして、苺を収穫して、それを入れた後、元の重さを差し引いてくれるのです。なるほど、いいアイデアです。

畑の横の道路には、お客さんの車がたくさん駐車していました。確かにキロ1.9ユーロは安いです。

下の写真のように家族で来ている人も多かったです。子供たちは、苺を放り上げて、それをいっぱいに広げた口でキャッチしています。うまく食べられると歓声を上げて喜んでいます。その横でお父さんは、真剣に苺を摘んでいます。

金曜日の夕方にも拘わらず、お父さんがたくさん来ています。仕事は休みなのかもう終わったのでしょうか?

「えっ、摘んでいる間に、味見というか、苺を食べても良いんだ。」それで、持ち帰りの代金1.9ユーロ/kgだけ払えばいいなんて・・・。これは、苺天国です。^^)

美味しい苺を前に笑顔の美奈子店長。

こうして、いくつかの品種の苺を時々味見しながら、積んでいきました。私は、普段から間食はほとんどしないのですが、さすがに苺だと食べてしまいます。下の苺は私たちが摘んだもので、品種はフローレンスと言うそうです。ずんぐりとした形です。日本では、福岡県産の甘王に似ているなぁと思いました。それにしても畑で熟したいちごの味は、格別でした。実の中の方まで全て真っ赤でした。結局私達は、2キロ(620円)ほどを持ち帰りました。地元のフランスの人達は、3キロ、5キロとたくさん買って帰っていました。ジャムにしても美味しいものができると思います。

フローレンスという品種の苺。甘くておいしいかったです。

6月のアルザス地方では、あちらこちらで、苺やさくらんぼが出回っていました。もちろん、ホワイトアスパラガスも旬を迎えています。なかなか楽しみが多い旅になりそうです。^^)


ストラスブール空港の近くの町でいちご狩りを楽しむフランス人。2008年6月