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ビジネスクラスの食事とチーズとワインを比較するほど乗っていませんが、・・・

 
 

エコノミークラスの3,4倍するビジネスクラス。 あのカーテンの向こうで出る食後のチーズって、一体どんなに素晴らしのかしらん。と 強く期待しました。でも、・・・高いのは運賃だけで、特に珍しいチーズや貴重なチーズ、あるいはそうでなくても素晴らしく管理のいいチーズが食べられる訳では無いようです。チーズマーケットでは、もう卒業したデパートなどにある小さい箱物チーズをただ切っただけの状態の悪いものでした。がっくり。
 
(上の写真をクリック。)
 
チーズマーケットのチーズを食べている私達には、全部は食べられませんでした。(ごめんなさい)と同時に、なんでこんな風になっちゃったの?とチーズがかわいそうになりました。この皿に盛った人も、お客に出したスタッフも、これが果たしていい状態なのかどうかが、分からないで働いているのだと思います。悪気があって、こうしたチーズを出したわけではないのは分かりますが、折角のチーズなので、もう少し勉強もして、お客様に喜んでもらえるようにしたらいいのにと思いました。リンゴだって剥きたてのをトレーにのせて笑顔で、「はい、どうぞ。」なんて出してくれたら、もーとても嬉しくなっちゃうのになぁと思います。リンゴを剥くぐらい、ちょっとの手間と時間があれば出来るんです。それだけで随分と好印象を与えるのにと思います。 こうした茶色いリンゴやこんなチーズを出しても、お客様は納得しないと思うのですが。サービスの質は、もちろん素材の質を上げることも大事ですが、それ以上にどれくらいお客に気を配れる時間を確保しているかで決まると思います。
お客も「まあまあ。」と諦めるのではなく、厳しい目を持った(持てる知識を備えた)消費者がもっと増えていかないと、その企業任せではいつまでたっても、サービスの向上は望めないと思います。「怒れ、消費者」。チーズの知識については、これからもいろいろな写真を題材にしながら、ご案内してどんどんチーズの目利きができる力を身に付けて頂ける様にして参りたいと思います。
 
(ちなみにこれらは、エメンタールとデンマーク産の青カビとウオッシュチーズ。)
 
 
(関空からヨーロッパ方面へ飛ぶ機内にて。 NOV 2003)


ビジネスクラスの食事とチーズとワインを比較するほど乗っていませんが、・・・