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フランスのスーパーマーケット



フランスを旅するなら田舎、といいますか地方の町がお勧めです。フランスには一昔前まで日本の地方にもあった地域色豊かな暮らしが生きています。地方ごとに収穫できる農産物や海産物などのおいしい食べ物が豊富にあります。また地元のレストランでは、その土地と土地の物を生かしたお料理も頂くことが出来ます。また、歴史の違いもあり町並みや建築様式も異なります。そして自然に目を向けると、海や山など場所によってその景色は大きく異なっていて、多様性があるのです。そうした旅を満喫するには何といいましても自分で運転するレンタカーの旅が便利です。今回は、フランスを回る時に、途中車で立ち寄れるスーパーマーケットをご紹介します。(下の写真をクリックするとそのスーパーマーケットのサイトに行くことが出来ます。)


ルクレールです。

8月(2005)にノルマンディー地方にあるリジューの郊外で見つけたスーパーマーケットのルクレール。比較的大規模な店で、食料品も割と良いものが揃っていました。他には電気、日用品、衣服、書籍なども売られています。またテナントによる専門店もあります。駐車場が広く車も留め易いです。ガソリンスタンドを併設している事が多いので、給油も出来ます。

オーションです。

3月(2006年)にブルゴーニュ地方のディジョンから北に列車で行った町、トンネールにあったスーパーマーケットのオーション。何となく安売りの店という印象がしました。いろいろなスーパーで同じ食品(例えばジャム)を見比べると値段や商品が違うのでどういう客層をターゲットにしているかどう分かります。

 インターマルシェです。

3月(2006年)にブルゴーニュ地方のディジョンから南にタクシーで行った町、ニュイサンジョルジュにあったスーパーマーケットのインターマルシェ。店の規模は中くらいでしょうか?商圏が小さい分、その地域に根ざしている感じがします。ガソリンスタンドやカー用品コーナーもある店が多いようです。車で困った時にどうぞ。8月(2005年)にレンタカーのタイヤを縁石にぶつけてしまい、タイヤの側面が3cmほど切れてしまいタイヤ交換が必要なのかと困ったことがありました。その時にこの店を見つけ、瞬間接着剤を買って修理をして事無きを得たことがありました。

 ジェアンです。

2月(2005年)にフランスコンテ地方のポンタリエの町にあったスーパーマーケットのジェアンも大規模な小売店です。この店のいいところは、「カジノ・カフェテリア」という名前のカフェテリアが併設されていることです。ここではセルフサービスでメニーも分かりやすく、各お惣菜コーナーには店員さんとお料理の実物が目の前にあるので、どれにしようかと簡単に決められていいです。お茶はもちろんのこと、ランチや夕食にも利用できます。暖かい食べ物を手軽な値段で食べられていいと思います。


これら4つのスーパーマーケットのほかにも、ご存知の「カルフール」や「SUPER U」(スーパー ユ)や「Casino」(カジノ)、「CHAMPION」(シャンピオン)という名前のスーパーもフランスにはあります。また、パリなどの都市部の街中には、「MONOPRIX」や「INNO」などがもあります。駐車場が狭いか無いので車でのお買い物はお勧めできませんが、食料品に関しては質の良いものが割と揃っていると思います。

スーパーに限らず、どんな店でも店内で写真を撮影することはほぼ禁止されています。日本人は携帯付きカメラで安易に何でも(見知らぬ人を勝手に撮る事は危険です。)写真を撮る人が多いですが、警備員が直ぐに注意しに来たり、悪質な場合にはその場でカメラを没収されます。(チーズマーケットでもそういうお客には厳しく対応しています。)日本ではお客に店員が物言えぬような見えない上下関係があるように見受けられますが、海外では通用しません。どの国においても店員に撮影の許可を得ないまま、自分の判断で勝手に店内の撮影をすることは、失礼な行為ですし、大いに慎むべきだと思います。また、スーパーの売り場に入る時には、予め持ち物のカバンを近くにある受付に預けないと入れない店や持ち物を透明なビニール袋でシールしてからでないと入れない店もあります。入り口には警備員が立っていることが多いので、こうした理由で制止された時には、素直に指示に従ってから入場しましょう。また、買い物が終わった後で出口近くで警備員の方が、「カバンの中身を見せろ。」と言ってくる場合もありますので、素直に中身を見せましょう。こうしたことは日本のスーパーの対応と大きく異なりますが、”郷に入りては”の精神で乗り切って、楽しくお買い物を楽しみたいものです。


フランスのスーパーマーケット