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構造材は秋田の松の集成材を使います。(札幌市の注文住宅)



下の写真のように5月20(土)に木工事が始まりました。今日一日で1階の柱が立ちました。外枠は、木曜日には出来ていました。青いシートに覆われているのは、柱や板などです。これらは15日の月曜日から順次運ばれていました。金曜日の夜に雨が降ったので木材が濡れないかどうか心配でした。5月22日の月曜日にも雨が降るようなので、せっかく立てた柱が濡れても大丈夫なのか気になります。

ようやく、木工事が始まりました。佐藤大工さんと山下大工さん、どうぞよろしくお願いいたします。

以下にこの日に気が付いた事や構造の様子を5枚の写真から振り返ります。


 

1.矢印が店舗の玄関です。矢印から入ります。赤○が地下倉庫への入り口です。緑○はチーズのカット室になります。お客さんの動線が直線になるので、今の店舗よりも買い物がし易くなります。

 

2.構造を支える柱は、松の集成材(パワーウッド)でした。5枚ほどの板を接着剤でくっ付けて圧をかけて一本の柱にしているようです。イソシアネートという接着剤を使っているそうです。そのホルムアルデヒド放散量は、F☆☆☆☆と書いてありました。

 

3.ナックル工法という作り方で、柱脚部分は写真の赤○のようなプレート状金物で木と木を接合しています。木造軸組みとは、木と木を「ほぞ」と「ほぞ穴」で接合してきしみの柔軟性を生かせるかが大事です。その木と木のほぞ接合のきしみが、「吸震効果」を生んで耐震性を生んでいるのです。

 

4.また梁等の横架材などの接合部分は蝶番付金物で接合しています。地震の揺れでこの部分が動くので、地震エネルギーを吸収できるのです。

 

5.こうした柱や梁などは、あらかじめ木材カット工場で加工されて運ばれてくるそうです。どこの部分に使う柱なのかは、それぞれの柱にマジックで書かれています。「ヌほヌ三」5069などと書いてありました。(ここは、チーズカット室になります。)



柱が立った空間に身を置くと住宅にいる雰囲気が沸いてきます。基礎だけの時は平面だけでしたが、柱があることで立体空間になるので、ここがトイレかぁーとしゃがんだり、台所ではこういう感じで大根を切るのかなぁと動作をしながら、高さを意識しつつ動き易いスペースがあるかという広がりを確認できました。今の願いは、雨が降り続く前に早く屋根が出来て欲しいことです。


構造材は秋田の松の集成材を使います。(札幌市の注文住宅)