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内壁の作り方。札幌の新築工事の様子



今回は、内壁の作り方の様子です。6月28日、水色のスタイロフォームを壁にはりました。その上に石膏ボードをはって壁の工事が完成します。この1週間の工程を見ていたので、壁の構造がだいたい分かりました。5層の材料(外壁(合板)+グラスウール+防水シート+スタイロフォーム+石膏ボード)の組み合わせです。この構造で外気との断熱や気密が出来るようです。そして、外壁の外にはタイベックシート(防水・防湿)を貼って、更に引っ掛けタイルで仕上げて外壁が完成するのです。このタイル貼りについては別の回にお伝えしたいと思います。

壁の上部には、水色のスタイロフォームをあてがって断熱性を高めています。

それでは、内壁の工程の様子をご覧下さい。今週中には全ての内壁が完成しそうです。

 

1.断熱材として、太陽SUNという商品名のグラスウール(SUN−232)を使っています。

 

2.グラスウールを入れる前の壁の様子です。合板はカナダ製で、木材を砕いた削片に耐水性の高い接着剤を加えて加熱プレスし、パネル状に成型したものです。蝦名さんの話によると、この板はOSB(オリエンテッド・ストランド・ボード)とか構造用合板と呼ぶようです。

 

3.まず、柱と柱の間にグラスウールを入れていきます。大工さんがそれぞれの大きさに合うようにカッターナイフでグラウウールを切っていきます。

 

4.どの隙間にもきれいにグラウウールが入れられました。本当に仕事がきれいです。内断熱の性能は、こうした大工さんの施工技術によるところが大きいようです。

 

5.次に柱や充填したグラスウールや窓までをも、すっぽりと包み込むようにビニールシートが貼られました。グラスウールは、湿気を嫌いますのでこのシートで部屋の中の湿気が壁に浸入するのを防ぐのです。写真のようにこのシートは壁だけではなくて天井部分も一体になるように覆っていました。

 

6.次にそのシートの上に水色のスタイロフォームを当てて壁に隙間が出来ないように包み込みます。これでより断熱効果が高まります。

 

7.壁の構造もあと一つです。写真のような石膏ボードをスタイロフォームの上からはります。手前の青い側が裏です。クリーム色の方が表になります。

 

8.左の写真は天井の様子ですが、壁もこの石膏ボードをはるとクリーム色の壁になります。


この後、窓を包んでいたシートを取り除き、そして石膏ボードに壁紙を貼って壁が完成します。こうした内装工事はまだまだ先になると思います。明日(6月29日)からは、外壁の工事に取り掛かるそうです。


内壁の作り方。札幌の新築工事の様子