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CIBUSならイタリア中の食品を見ることが出来ます。



5月6日の今日は、CIBUSの食品見本市の3日目です。毎年ではなく2年に一度しか開かれないCIBUSですが、イタリア中のほとんどの食品が集まりますのでとても参考になります。これから新しくチーズ以外の食品を輸入しようと探す場所だけではありません。例えばある食品の製法を詳しく知りたい時やイタリアでオーガニックとは何なのかと知りたい時などにもこのチブスが参考になるのです。何故ならそれを実際に作っている生産者やオーガニックを実行している生産者の生の声を聞けたり、協会が発行する書籍をもらうことも出来るからです。こうした意味でも、もはやチーズマーケットでは欠かせないイベントの一つとなっています。

オリーブオイルでもアンチョビでもマグロでも野菜の加工品でも、おいしいなぁと思うとそれはシチリア島産のことが多い気がします。

それでは、詳しくどんな食品が展示されているかを見て参りましょう。まず上の写真は、7日に訪問したボッタルガとマグロの燻製を主力商品にするシチリア島からやって来た生産者のブースです。美奈子店長が、テーブルに差し出されたサンプル品(試食用)がパンフレットのどこに書かれているかや一箱当たりのパック数や内容量、原材料や添加物の有無、消費期限などを調べています。

一目見た時から、このおっちゃんは信じていいと思いました。いい物を作っている顔でした。

また上は、オーガニックのサラミを作る方との写真です。是非輸入してみたいと思う品質でした。こうして写真を撮るのは、自分達の記憶にきちんと残すためと、後からメールで問い合わせる時にこの写真を付けることで、私達の事を相手にも思い出して欲しいからです。面談の時に話した内容はメモをとりますが、どうしても後から質問したいことがいろいろと出てきます。そうした時に私達の写真をメールに付けておくと、相手も数多くの訪問者の中から私達をすぐに思い出してくれるヒントになり、その事で商談の話も早くなるからです。

展示ブースも自分達で作った小さな会社。やる気が素晴らしかったです。

また、お手ごろ価格で良質なバルサミコ酢も輸入したいと思いました。上の写真は、とても小さなメーカーのブースです。機械ではなくて、手作業で一本一本ボトルにバルサミコ酢を詰めているそうです。

リグーリア州から来た会社。とても余裕のあるおもしろい人間(アントニオさん)がいました。

この他にも、プロシュートなどの肉製品。アンチョビ、シーフードのマリネなどの魚介類調製品。オリーブオイルやオリーブやトリュフ、栗のペースト、ジャム、はちみつ、などの農産物。チーズやアイスクリームやヨーグルトなどの乳製品。ワイン、ランブルスコ、プロセッコ、ビールなどの酒類。コーヒー、紅茶、ハーブティーなどの飲料。冷凍食品、乾物、菓子、ケーキ、パン、クッキー、パスタなどの粉製品。また、ドライフルーツ、インスタント食品などなどあげたらもうきりがありません。上の写真は、オリーブの木で作ったまな板やテーブル、石で作ったすり鉢などの器やキッチン関連の製品を作る会社のブースです。このように食べ物以外にも食品に関連した商品も展示されています。冷蔵庫、包装紙、ガラス容器、ラベル印刷機械、ディスプレー製品、鍋や釜などの厨房機器などもそろっています。

幸いにも今回の訪問で、欲しかったものをほとんど見ることが出来ました。帰国後5月15日以降に各社にメールを送り、それぞれの今後の予定を調整していきます。そして、折り合いがついたものから順番に輸入して行きたいと思います。


CIBUSならイタリア中の食品を見ることが出来ます。