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ヴァカンスがあるフランスでは、運河を巡る船の旅も可能です。(フランス・AUDO県・CANAL DU MIDI)2007年6月



6月15日(金)(2007)の午後、ホテルに帰る途中にLE SOMAIL村にあるオフィス・ド・ツーリズモを訪ねました。この地域の地図や情報誌をもらうことが出来るので、よく利用しています。
 
それにしても、失礼ながらこんな小さな村にどうして旅人のインフォメーションが必要なんでしょうか? と思っていたら、その理由がすぐに分かりました。それは、・・・・。

町の中の運河には、船の店があり食料品や日用品を買うことが出来ます。

この村は、CANAL DU MIDI運河が通っていて、運河の村として多くの観光客が訪れているのでした。この運河は、とても長いようで、何とトゥールーズ市からBEZIERSまで伸びています。そして、最後には地中海に出ることも出来るようなのです。

運河に掛かる橋を通るクルーザー。お父さんが上手に運転していました。

上の写真の左端に見える黄色いテントの表側にオフィス・ド・ツーリズモがあります。この様に船は、所々にある橋をくぐりながら進んでいきます。そして、こうした停泊が出来る町で、船から下りて休憩したり、食事をしたり、買い物をしてまた船の旅を続けているようです。

写真のように町の中には、船を停泊できる場所があります。車も駐車することが出来ます。

こうした船で何週間もの時間をかけてゆっくりと船の旅が出来るなんて、とても素晴らしいと思いました。ヨーロッパは、ドイツの大河ライン川を初めとして水路も整備されています。国境を越えて地中海から北海まで水路だけで行けるのかも知れません。平地が少ない日本では考えられない長い距離の運河ですが、もしも日本でも運河が整備されたとしても、3−4週間のヴァカンスがない日本人労働者にとっては、このような船の旅は働きながらでは困難な気がします。


ヴァカンスがあるフランスでは、運河を巡る船の旅も可能です。(フランス・AUDO県・CANAL DU MIDI)2007年6月