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アグリツーリズモ(Malga Candriai)では、社会科見学や乗馬が出来ます。近くにスキー場もあります。2008年5月



5月14日(水)(2008)の朝、今日は日本へ帰ります。ミラノ・マルペンサからの出発は夜9時半過ぎなので、午前中はゆっくりとクラウディアさんのアグリツーリズモで過ごすことにしました。

クラウディアさんと夫のワルターさん。働き者のご夫婦でした。

このアグリツーリズモでは、ワルターさんが馬を飼育していて、乗馬をすることが出来るようです。親子合わせて10頭ほどいました。毎日、餌や水を与えたり、遊び場の糞尿の始末をしたりとやらなければならない事はたくさんあるようです。でも、「動物が好き」なワルターさんにとってはそれらは苦労ではないようです。「朝起きたらまずは馬のに餌をやって、掃除をして・・・」「えっ?搾乳は何時にやるかって?」「それは馬の世話が終わり次第だなぁー。」と言う感じで毎日生活しているようです。予定を立てていないといいますか、一日を自分の思うペースでやっている雰囲気でした。さすがは、自営業者です。

初めて見る私たちですが、可愛がってくれると思うのか近くに寄ってきます。人に慣れていました。

この日は、朝から地元の小学生が社会科見学で先生3人と来ていました。馬や牛などを飼育しているワルターさんの所には、トレントの小学校から牛の生活の様子などを見に来ているようでした。どの子も私たちに何ていう名前なの?と聞いてきます。「ともしとみなこ。」と答えると次々に別の子に私たちの名前を言っています。すると「私は○○と言うの。」と今度は自分達の名前を口々に言い始めました。「聞いて、聞いて。」と皆が寄ってきます。私たちもワルターさんの馬や牛の様に珍しい動物に見えたのかもしれません。^^)

10歳前後の小学生たち。話を聞いている子、よそ見をしている子などいろいろです。

今回は、昨夜の食事で食べたチーズの写真を載せました。はちみつをつけて食べてもおいしいチーズでした。写真は食べる前で500gほどあったと思いますが、二人でこの半分は食べました。やっぱりチーズ味は、ミルクの質が大きく現れてきます。どの牛も落ち着いて生活していて、ここならミルクが美味しいのもうなずけました。クラウディアさんのこうしたチーズは、朝市に出すこともないほど少量生産なので、このアグリツーリズモに泊まるか、週末にオープンしている併設のレストランでのみ食べることが出来ます。

クラウディアさんのチーズ。ミルクの良い香りがしました。

来年の夏にでももう一度行って、今度はチーズの作っている様子を見せてもらおうと思います。このアグリツーリズモは、動物とチーズが好きな美奈子店長にとっても思い出深い所になったようです。かなりお勧めのアグリツーリズモでした。もっともっとしゃべれるようにイタリア語を勉強しようと思いました。


アグリツーリズモ(Malga Candriai)では、社会科見学や乗馬が出来ます。近くにスキー場もあります。2008年5月