さくらんぼや梨、プルーンの木に雪囲いをしました。(札幌北区新琴似の園芸) |
11月26日、今日は日曜日なので園芸をやる事にしました。札幌は既に何度か雪が降りました。南向きの畑は、三角屋根の真下になるので雪がどかっと落ちてきます。(太陽光発電のパネルがある為)せっかく植えた木々が雪で折れたりしない様に、枝木に支えの棒を添えていきます。畑はすっかり緑色から茶色い世界へと変わっています。トマトもシソもナスもピーマンも枯れました。 |
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チーズマーケットのある北区新琴似3条周辺はとても便利なところです。札幌生協や日用品を売るトステム・ピバなどが歩いていけます。これまで配達の途中でいろいろな植え込みや大通り公園の雪囲いの様子を観察していたので、何が必要でどうやればいいかは頭に入っていました。そこで、荒縄と竹の棒を買うことにしました。 |
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まずは、練習として小さなものから挑戦しました。下の写真は、ブルーベリーの苗木です。高さが20cm以下で枝も余り就いていなかったので、竹の棒をその高さに切って、荒縄で幹と一緒にしました。 |
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こちらはもう少し大きなブルーベリーの木なので、竹の棒を2本添えて幹と一緒に荒縄でくくりつけました。こうして最後には、1mほどに伸びたさくらんぼと梨の木を今度は、竹の棒を3本使って三角形の中にすっぽりと木が入るようにして頂上の位置でまとめて縛りました。 |
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庭を持つ(土地があるという意味ではなくて、植物を植えているという意味です。)といろいろな発見があります。下の写真のようにイタリア人のステファニアからもらったルッコラですが、最高気温が2度ぐらいの日も何日かあったのですが、このように元気でいます。右下の塊は、白菜ですがいい魚が入ったら、鍋にしようと考えています。一方で、シソやミントなどは寒さに耐えられなかったのか、既に枯れています。そして何といいましても、土の軟らかさが変わったのがとても嬉しいというか驚きでした。今回、畑のいろいろな場所に竹の棒を刺したのですが、最初の頃に比べてもすうっと棒が刺さるのです。これから冬の間ゆっくりと休んでもらいはた春になったら、おいしいものを育ててもらいたいと思います。 |
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こうして、家で楽しめる事が増えたのがとてもうれしいです。日曜日だからと外に出かけたいと思わなくなりました。(引きこもりではありませんが。・・・。)初めてのことだからこそ、いろいろと考えてやっていくその過程が私には大きな娯楽に思えます。遊園地の乗り物やTVゲームのように与えられたものの中で考えたり行動させられるのではなくて、例えば園芸のように、何も結果が決まっていない世界で、それを自分に何も無いところから始めて行く。その過程で自分の予期しない結果が生まれたり、知ったりすることが出来ることが、とても楽しいと思えるのです。それは何に対しても自分から働きかけていくという事とでも言うのでしょうか? そうした行動は今の私には、”いい”と思えるのです。公務員から仕事を変えて自営業になったことで、こうしたエネルギーが自分の中でもより増えたような気がします。「何事に対しても興味関心があるか無いか」、それはその人が毎日どれだけの量のエネルギーを持っているかどうかで決まると思います。エネルギーがないと新しいことには取り組めません。エネルギーが枯渇している状態では、ただただぼーっとTVを見るしか力が残っていません。仕事や日本社会の風潮に飲み込まれることなく、常に自分のリズムでゆったりと仕事をし生活していくことが大事だと思います。さてこの次は、暖かい室内で野菜を育てる事に挑戦したいと思います。 |
さくらんぼや梨、プルーンの木に雪囲いをしました。(札幌北区新琴似の園芸) |