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ヴァシュランチーズの小さな工場にやってきた(フランス、ドゥー県・ベレエルブ)



ブザンソンのホテルから朝8時に出発。昨夜からの雪で、街中の道路もうっすら白くなっています。本日行くチーズ工場は、ここから南へ1時間(実際は雪で2時間かかりました。)ほどゆっくりと高くなったところで、とても小さな村でした。ベレエルブ村といいます。標高は600mぐらいでしょうか。村はすっぽりと雪に包まれて銀世界でした。しかし、空気が澄んでいるような気がしてこれからの見学に胸が高鳴ります。


大きな樅の木、樹皮はいい香りがします。


上の写真が、樅の木です。クリスマスツリーでおなじみの形をしています。ヴァシュランに使う外箱やチーズの周りをぐるりとしばる樹皮もこの樅の木を使います。この地方の林や森は樅の木が多いようです。この樅の木の左側にチーズ工場があります。(Fromagerie Poulet in Belleherbe)

ヴァシュランチーズの小さな工場

昨年、新しく建てたそうです。車のある側は、チーズの製造と貯蔵施設です。その反対側は、牛を飼育する畜舎になっています。畜舎の外は、広々とした牧草地が広がっています。(今は雪が積もっていて、一面真っ白です。)

ヴァシュランチーズの小さな工場のPoulet さんご夫妻

ルイ・プーレさんとジョゼット母さん。そして息子のジャンさんと娘さん。その他に数人の方が一緒にチーズを作っています。朝は6時半から働くそうで、乳搾りや牛の世話からチーズ作りと出荷の準備まで全てをこなします。働く姿が美しく、吸い込まれそうでした。


ヴァシュランチーズの小さな工場にやってきた(フランス、ドゥー県・ベレエルブ)