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黒オリーブと緑オリーブの違いは品種の違いではない

正解は、「Aの収穫時期の違いです。」

 
日本では一部の暖かい地方以外には、オリーブの木というのをほとんど見かけません。ですから私が初めてオリーブには、黒と緑の二種類があると知った時は、ワインの原料のぶどうと同じ考えで、単に品種による違いから緑と黒があるのだと思っていました。しかし、オリーブの色の違いは、元々の木の種類ではなく、全てのオリーブの木で、緑も黒も収穫されるのです。上の2枚の写真をご覧下さい。左は収穫を早めにおこなった木のオリーブの実です。一方右側の方はやや収穫が遅くなった木から摂れたオリーブなのです。
あー、びっくりしたなぁー。しかし、例外もあるかも知れません。例えばイタリアのリーグーリア州で栽培されている小粒のタジャスカ種の場合、これまで食べたものは全て黒オリーブでした。またラグビーボールの先を尖らしたような形のカラマータ種も黒しか見かけていません。でも花から実を付けてその実が最初から黒っぽいとは考えにくいですが、・・・。でもビン詰にされているオリーブ製品は、全て黒オリーブでした。緑だとおいしくないので、黒っぽくなってから収穫して塩漬けにするのかなぁ?。もしかして最初からその実が緑ではなく、黒なのか・・・。うーん、一つを知るとまた次の疑問が沸いてくる。楽しいなぁ、思考することは。





黒オリーブと緑オリーブの違いは品種の違いではない