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パルミジャーノレッジャーノ協会から表彰された我らがチーズ工場の職人とオーナー



いいおい知らせがイタリアから届きました。チーズマーケットで輸入していますパルミジャーノレッジャーノのチーズ工場が、先週パルミジャーノレッジャーノ協会から表彰を受けました。写真も届いたので、ご紹介したいと思います。(28th MAY 2005)

パルミジャーノレッジャーノの表彰式のステージに立つリーノさん(左から2人目)とマッテオさん(同3人目)。
 
リーノさんから届いた英語でのメッセージは、次のとおりです。               Matteo as cheesemaking master and I as owner were presented with a diploma from the President of the Modena dept. of the Consorzio del Parmigiano Reggiano. We were one of the best seven "Caseifici" for the year 2003 production. There were more than 400 people at the gala dinner.I hope everything is great with you and send you my best regards.
 
一日にたった6個のパルミジャーノレッジャーノしか作らない。しかも職人は2人いる。使うミルクは子牛から育て、オーガニックの牧草を与えるなど全てに目を届かせた自家製。500社以上あるパルミジャーノレッジャーノの工場の中で、ここまでやっている工場はほんの一握りです。今回、こうして彼らの日頃の努力が認められて、私達も本当にうれしいです。チーズマーケットの仕事は、こうした心ある生産者のチーズを日本の皆様に紹介して行くことだと思っております。これほど素晴らしいパルミジャーノレッジャーノは、何の情報もなく手探りで一から探そうとしてもほとんど出会えないと思います。しかし、幸いなことにチーズマーケットではこのメーカーを開業当時から見つけることが出来ました。それは一人のイタリア人との出会いが始まりでした。小さな輸出会社を経営するその人物は、本当においしいチーズだけを輸出したいと思っていました。彼の熱意はイタリア中の優れた小さなチーズ工場をくまなく探す力となり、ついに今ではほとんどのイタリアの州のチーズについてどこの作り手が正直で、美味しいチーズを作っているのかという情報と信頼関係を持っておられます。そうした中から、彼がこのパルミジャーノレッジャーノと私達を結びつけてくれたのでした。この素晴らしい出会いがあり、信頼できるイタリア人が私達にいるからこそ、チーズマーケットの品質が高く保たれているのです。異国でありながら、同じ時代に生まれ、そして共に生きていることに幸運を感じ深く感謝しています。今私達と共に生きている日本の方にこの素晴らしさを感じて頂けることが私達の幸せであります。ジョルジョ、本当にありがとう。


パルミジャーノレッジャーノのチーズ工場のオーナーのリーノさんと美奈子。パルミジャーノレッジャーノのチーズ工場の職人マッテオさんと美奈子。
 
柔和で陰りがないお顔が印象的でした。お二人の人物の素晴らしさが、このパルミジャーノレッジャーノの高品質に繋がっているのだと思います。年に何人もの素晴らしい方にお会いしていますが、すごい人ほどなぜか仏様のよう穏やかな顔をしていらしゃると感じています。この仕事を通して私もそんな人に成りたいと思います。


パルミジャーノレッジャーノ協会から表彰された我らがチーズ工場の職人とオーナー