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ケアンズ市内の市場といえば、ラスティーズマーケット。(オーストラリアの旅情報)



海外に旅に出掛けると、その地方の庶民の台所を支えている市場へ行きたくなります。この季節には、一体どんな野菜や果物が収穫されているのかとても興味があるからです。

 

オーストラリアのケアンズには、毎年1月に来ていますが、週に金土日の3日間だけ開かれるラスティーズマーケットがとても楽しみです。帰国の前日にこのマーケットに行けば、良い物が手に入り、そのまま日本に持ち帰ることができるからです。(但し、生の植物や果物は、帰国後に検疫を受けないと日本国内に持ち込むことは出来ません。)


ラスティーズマーケットの位置を案内する看板。ケアンズセントラルから歩いて行けます。


では、市内の何処にあるかと言いますと、駅があるケアンズセントラルから海側の方向、そうです東側にあり、歩いて2分ぐらいで行けます。営業時間は、下の写真の通りで朝6時からやっています。

ラスティーズマーケットでは、地元の農家の方に会う事が出来ます。地元のチーズやコーヒーもあります。

1月は、マンゴーが収穫時期なので、いろいろな品種のマンゴーを買うことができます。マンゴーを始め、トロピカルフルーツが格安で手に入ります。パパイヤやライチ、スターフルーツやシュガーバナナ、レモンやライムなどもあります。オーガニックのチーズや惣菜なども売られています。もちろん野菜は豊富でどれも新鮮なので、キッチン付きホテルを利用する場合には、こうした野菜を買って自分でお料理するのも楽しいものです。

 

昨年行った時には、サトウキビのジュースを提供している店がありました。搾りたてのサトウキビの甘さを味わってみたいと思い注文しました。下の写真のような機械でサトウキビを上下から挟んで、ジュースを搾っていました。機械に一度通しただけでは、搾り切れないので何度か通していました。


北海道に住む私にとっては、サトウキビはとても珍しいです。


下の写真が完成したサトウキビジュースです。緑色がかった色をしていました。砂糖を舐めたときのような甘ったるい感じは無くて、爽やかな甘さが印象的でした。これなら一人でこの大きさのカップを飲み干せると思いました。


意外とあっさりとして美味しかったさとうきびジュース。今日もご馳走様でした。

市場に行くと実際にその野菜や果物を作った生産者に会う事ができるのが、貴重です。誰が作ったのかが写真やネットで分かるのではなくて、ご本人が自分の目の前に立っていることが尊いと私は思うのです。こうした出会いがきっかけで、良質な食品を輸入することが出来る場合もあります。

 

最後に耳寄り情報を一つ。日曜日は、午後2時で終わるので、昼12時を過ぎるとどの店も全部売り切ろうと、値引きが始まります。あっという間にマンゴーも半額になったりします。時間が合えば、この時間帯に行ってみると良いかもしれません。


ケアンズ市内の市場といえば、ラスティーズマーケット。(オーストラリアの旅情報)