|  TOP  |  お買い物方法 | ユーロの旅と知恵 |イル・ド・フランスとフランシュ・コンテのチーズ旅日記  |

フランスの高速道路の走り方の情報(料金所の通過の仕方編)


8月11日(2005)、パリのオルリー空港でレンタカーを借りて、ノルマンディー地方のチーズ工場の取材に出かけました。ハンドルも通行する道も日本とは、逆です。もちろん練習はなしで、いきなり本番で公道を走ることになります。こんな時、もし少しでも現地フランスの道路事情などの予備知識があれば、運転にも余裕が出来てきます。そこで今回は、高速道路の料金所のゲートの選び方のお話です。


フランスの高速道路の料金所です。

突然、このような料金所が目の前に現れても、もう車線変更をすることは困難です。そこで事前に道路標識で、「この先1kmに料金所がありますよ。」というのを見逃してはいけません。私はフランス語はほとんど分かりませんが、下の3枚の写真の左端の「t」のマークを目印にして料金所を見つけます。これは、日本で言うETCのロゴマークです。


”t”のマークのETC専用のゲートです。 カード決済専用のゲートです。 係員がいらっしゃる現金決済のゲートです。

この「t」のマークで料金所が近いことを察知すると、その後はなるべく右にある道路の方に車線変更をして走ります。上の写真の中央は、クレジットカードかプリペイドカードなどのカード決済専用のゲートです。そして、右の写真が係員がいらっしゃるゲートですので、現金で支払いが出来ますし、困ったことがあれば聞くことも出来ます。領収書もくれます。レンタカーには、ETCは付いていないので、私はこのような係員がいらっしゃる右側寄りのゲートを利用しています。どこの料金所もこのようなゲートの配列になっていますので、フランスをレンタカーで走られる場合には、料金所の手前から右に寄って走るようにして、現金決済のゲートにスムーズに入れるようにするといいと思います。


セーヌ川に架かるノルマンディー大橋です。

最後におまけの写真です。これは、セーヌ川の河口に架かる Pont de Normandie というとても大きな橋です。この辺りのセーヌ川は、川というより海の様でした。タンカーなどが橋の下を通っています。橋は、登りも降りもとても急でした。特に登る時は空しか見えないのでとても怖かったです。フランスでは高速道路で制限速度が70kmというのは、「かなり注意して運転しなさいよ。」という意味です。なぜならこのよう晴れの日は130kmが制限速度なので、この70kmが如何にスピードを落としなさいというメッセージなのかがお分かり頂けると思います。




(Normandie AUG 2005)


フランスの高速道路の走り方の情報(料金所の通過の仕方編)