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イタリアでの路上駐車が出来る場所・駐車場に見つけ方



今回は、イタリアをレンタカーなどの車で旅行される時に問題になる駐車場についての情報です。予めいろいろと知っておくと、現地であわてずに安全に運転することが出来ます。


カルタジローネの旧市街地。駐車するスペースがとても狭いです。


イタリアに限らず、ヨーロッパ各国の市街地を運転する時には、上の写真のように旧市街地はとても狭いので、特に注意が必要です。こうした中で駐車場を見つけるには道の右側を見ればいいです。道路を使った一時的な駐車スペースで、ちょっとだけ車を留めたい時には便利です。しかし、駐車できる所には、下の様な道路標識があるのですが、運転しながらどういう意味かを見分けるのは困難です。そこで、この標識について事前に知っておけば、心の準備ができて余裕で車を留める事ができると思います。(この町は、シチリア島の南東に位置する陶器の町、カルタジローネの中心部です。この左手5mほどのところには、あの有名な長い長い階段があります。)


運転しながら、この標識の文字を読むのは危険です。安全な場所に車を留めてから、近づいて確認するのがいいです。


標識の意味は上から順に次のようになっています。


    1.9時から13時、16時から20時に有料で時間単位で駐車が可能。

    2.駐車料金は、1時間当たり1ユーロ(140円)です。

    3.ここは、日本の都会でも見かけるパーキングチケットの駐車場です。

    4.13時から16時までは、無料ということです。



では、料金はどのように支払えばいいのでしょうか? 日本のようなパーキングチケットの自販機はありません。しかし辺りを見回すと、IDカードを胸から下げた係りの人がいることが多いです。緑やオレンジ色の蛍光色のベストを着ているのですぐに分かると思います。領収書をくれるので、それを外からガラス越しに見やすい位置に置いて車の鍵を掛けます。私たちは、2時間と言って2ユーロを支払いました。これでゆっくりと車を留める事が出来ました。

 

余談ですが、ヨーロッパでは13時から16時は昼休みなので、街中のほとんどの店が閉まっていたり、車の往来はもちろん、人がほとんど歩いていないことも珍しくありません。係りの人の休憩中なので無料なのかもしれませんね。また、駐車禁止の場所は、日本と同じデザインの道路標識があります。また、「レッカー移動しますよ。」という意味の道路標識は、レッカーされている絵になっているので、分かりやすいと思います。安全運転で楽しい旅になることを願っています。



イタリアでの路上駐車が出来る場所・駐車場に見つけ方