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2月(2009)イタリア・シチリア島のアグリツーリズモとチーズの旅日記



今回、途中まで一緒に旅をした高知県の田辺荘市さんと客子さんのご夫妻。そして、2日目のアグリツーリズモのご主人のジュゼッペさん。みかん畑で一緒に写真を撮りました。

 

このコーナーでは、年に4〜5回訪ねているヨーロッパ各地から、旅の様子を現地よりすぐにレポートしています。今回は、4度目の訪問となったシチリア島です。北央部では標高千mを越える山岳地帯になっています。羊や山羊を飼ってチーズを作っているアグリツーリズモ(農家民宿)もありました。また、小規模のチーズ工場も点在しています。こうした生産現場を訪ねて、チーズを作っている様子とアグリツーリズモについてもお伝えします。




シチリア島のアグリツーリズモの旅18

シチリア島の旅を終えてパリに向かう機内の美奈子店長。

シチリア島の旅を終えてパリに向かう機内の美奈子店長。ここでも美奈子店長はお年寄りから
幼児までモテモテの歓迎ぶりでした。たくさん愛されるとこんな表情になるんですね。 2.25
シチリア島のアグリツーリズモの旅17

オリーブなどを栽培しているベルナルドとアントニーノの家族が集まり、一緒に食事をしました。アントニーノの奥さんのピーナさんが作るシチリアのドルチェ、カンノーリ。とても美味しかったので、お土産にもらいました。


カストロノーヴォ・ディ・シチリアと言えば、もう4回目の訪問です。HS認証のとてもおいしいEXヴァ
ージンオリーブオイルを8年も前から継続して輸入しているのです。この日は、夕食にアントニーノの家で
ご馳走になり、次の昼はベルナルドの家で頂きました。ミネラルウオーターから絞りたてオレンジジュース、
全ての前菜、野菜サラダ、ウサギや牛肉のメイン料理、ドルチェ・・・。「買ったものは一つもないんだよ。」と
いう事に驚かされました。まさに自給自足? 彼らイタリアの農家の人は、店で買うよりも自分で作る食べ
物がより美味しいことをもうずっと前から知っていたんですね。「母が家族の為に時間と愛を込めて作る料
理を超える物は無い。」良い素材が身近で揃えられ、じっくりと料理が出来る時間があるのが素敵です。2.22
シチリア島のアグリツーリズモの旅16

幸運にも羊の集団に道路上で出会いました。あと1分遅かったら、みんな牧草地に移動していて会えませんでした。運転席の横を走る羊を見るのは、初めての経験でした。


カッカモからカストロノーヴォ・ディ・シチリアに向かう道中で、羊飼いと羊の集団に出会いました。
道路を曲がると向こうから近づいてきたのです。これは危ないと思い、レンタカーのスピードを落として
止まり、写真を撮りました。羊は臆病なのでこういうことが無い限り、近くでは写せないのです。2.20
シチリア島のアグリツーリズモの旅15

ちょうどカチョカバーロを作っていました。どの人もとても穏やかな顔をして働いています。どうぞ、どうぞと言って私達を迎えてくれました。


ポリッツィ・ジェネローザから車で約1時間ほどかかるジェラーチ・シクロに行きました。とは言っても
運転はアグリツーリズモのルイージさんが買って出てくれました。これだけでもありがたいことなのに
このチーズ工場でもいろいろなことを見せてくれました。生乳製のチーズは一味違いました。2.19
シチリア島のアグリツーリズモの旅14

ルイージさんの自宅で頂く夕食。奥さんのカレンさんはドイツ人で国際結婚されました。お料理が上手で温かいもてなしを受けました。ルイージさんは、魚が好き。でも、カレンさんは苦手。このお料理は、私達3人で頂きました。


今夜は、朝に行ったメルカートの魚屋さんで買った太刀魚料理です。オリーブオイルとハーブ、レーズンで
味付けをして、オーブンで焼きました。イタリア語と英語で何とか楽しい会話が出来ました。 2.18(22:25)
シチリア島のアグリツーリズモの旅13

ルイージさんが連れて行ってくれたチーズ工場。マリアさんが案内してくれました。ペコリノのリコッタを食べました。あつあつでまるで絹ごし豆腐のようですが、味はもっと濃厚です。


ついにペコリノチーズを作っている工場にやってきました。近郊の40戸の農家から羊のミルクを買って
いろいろな味のチーズを作っています。塩分が程よくて、どれもとても美味しかったです。 2.18(22:10)
シチリア島のアグリツーリズモの旅12

いわしの小さいのがキロ当たり3ユーロ。とても安くて申し訳ないくらいです。この写真の上に見えるのが、魚屋さんです。おじさんたちが奥さんに言われた野菜を買い物に来ていました。


標高900mほどある山の上に立つ町、Polizzi Generosa の朝市に行きました。あいにくの雨と先週に
降った大雪で店の数は3つしかありません。そして、その中の一つが魚屋さんでした。ルイージさんの
お友達のようで、美奈子店長に魚をさばく真似事をして見るように言われて、移動式の店に登ってハイ・
ポーズ。太刀魚を真っ二つに切ってみました。それを見ていたお客さんたちは、大喜びでした。 2.18(10:10)
シチリア島のアグリツーリズモの旅11

羊の親子がいる小屋に行って、生まれて間もない赤ちゃん羊に温めた牛乳を飲ませまるルイージさん。要領が分かったので、次は美奈子店長が二頭の赤ちゃんに代わる代わる与えます。


ルイージさんが私達に「羊は好きか?」と聞くので、「とても好きだ。」と答えると、それじゃ今から
うちの羊の赤ちゃんにミルクをあげに行こうと誘ってくれました。雪が積もった小屋に行くと、親子が
金網で別々にされていました。ミルクをあげた後で、親子を一緒にすると、2頭の赤ちゃんは、今度は
母親のおっぱいにまっしぐらでした。ロバや馬、犬、猫、にわとりも飼っているルイージさん。2.17(18:35)
シチリア島のアグリツーリズモの旅10

ルイージさんのアグリツーリズモは、この家から少し離れています。停電もあって今夜は、自宅に泊めてもらいます。台所も付いているお部屋からの見晴らしは最高です。遠くの山もはっきり見えます。ここからHPの更新をしました。


着きました、ルイージさんのアグリツーリズモに。上の写真の様に辺り一面に雪が20cmほど積もってい
ます。そうです!ここは山の上の様な場所なのです。雪の中に見えるオリーブの木は、何だか不思議です。2.17(17:50)
シチリア島のアグリツーリズモの旅9

平地は菜の花やアーモンドの花が咲いています。南国の島、シチリアで雪に出会うとは、驚きました。


パレルモからカターニャに向かう高速道路で走っている時の景色です。山の上の方には雪があります。
これからあそこに登るんだと思うと少し緊張してきます。でも、タイヤチェーンも買ったので、大丈夫。2.17(19:00)
シチリア島のアグリツーリズモの旅8

SAMSUNG社の3G(型番SGH−750)を買いました。こちらは、USBでつなげるCHIAVETTA INTERNETという道具です。どちらの契約もTIMです。


イタリアで携帯電話を買いました。この電話を使って、持参したノートパソコンをインターネットに
接続するのです。土曜日に買って、昨日月曜日にやっとつなげる事ができました。これで、どんなに
山の奥に行ってもHPの更新が楽に出来そうです。携帯電話の買い方などは、帰国後に紹介しますね。2.17(18:10)
シチリア島のアグリツーリズモの旅7

旅先では、この様に車の後ろの扉を開いて、市場などえ買ったトマトやハムをパンにはさんで食べています。これ持って行きなぁって感じで、私達にカチョカバーロをくれました。


田辺さんと別れた後、ホームセンターに行きタイヤにつけるチェーンを買いました。その後スーパーマーケットの
前に駐車してお昼ごはんを食べていると、すぐ目の前にチーズの納品に来ていたトラックが止まりました。「これは
運命的な出会い?」と思い、男性に声を掛けました。ジョバンニさんです。ちょっと話をして連絡先を交換しました。2.17(12:00)
シチリア島のアグリツーリズモの旅6

到着ゲートで2時間近くじっと待っている美奈子店長。時折電光掲示板を見ては、本当に到着するかを見ています。やっと到着した高知の田辺さん。トラパニーに行かなくて良かったですね。


一昨年の5月に初めて訪問した農家民宿「はこば」。高知県四万十町の美しい村でご夫婦で営まれています。
その田辺さんに昨年4月に今回の旅のことをお話してお誘いすると、「一緒に行きたい。」と言われました。
田辺さんは今日までに入念な準備をされて、ようやく今回の旅が実現しました。この日のパレルモ地方は、雷が
鳴り、あられが降る大荒れの天気。田辺さんの乗った飛行機の前後は、別の空港に行ってしまいましたが、田辺
さん達のは、1時間近く遅れたものの無事にパレルモ空港に着きました。本当に良かった、良かった! 2.14(23:40)
シチリア島のアグリツーリズモの旅5

初めて二人だけでランジス市場にあるレストランに入りました。朝11時前ですが、大勢の仕事を終えた労働者で活気がありました。私が頼んだステーキ。これに前菜一皿ついて10ユーロ(約1300円)でした。安いです。


今回のランジス市場は、生き帰り共に送迎がないので自由時間がありました。そこで、市場の中にあるレストランに
入りました。私は、牛肉のステーキにしました。ご覧の様にとてもボリュームがあり、しかも美味しくて安い。所得の
多少に関係なく、誰もが美味しいものを口に出来る国が本当に豊かな国なのだとこの仕事を通して強く感じるようにな
りました。20万円のメロンが売れる国が豊かなのか? 毎日、莫大な残飯を出している会社を許す国でいいのか? 2.13
シチリア島のアグリツーリズモの旅4

これが追加したチーズ。輸出禁止になることもあるので、常に代わりになるチーズを探しておかないと、飲食店さんに安定供給が出来ないのです。これはスティーブさんが用意してくれていた荷物です。ここは建物全体が冷蔵庫になっています。


左の写真は、今回のランジス市場で仕入れたチーズです。ラングルややぎのチーズなどは、行く機会がある時には、
実物を見てからより状態の良いものを選んでいます。札幌に着く日数を逆算してちょうど良い感じで届くようにす
る為です。今回は、新しい生産者のやぎのハードチーズを仕入れました。どんな味なのか、とても楽しみです。2.13
シチリア島のアグリツーリズモの旅3

オリーブを返品して、代わりに新しいオリーブを買いました。いつもメールで注文を出す担当のマイケルさん。とても親切です。もう7年近い取引です。


2月13(金)の朝、雪の中をタクシーでランジス市場に行きました。まずは、オリーブの卸会社に行きました。
10月に仕入れたオリーブの一つを返品しました。次にチーズの卸会社に行き、マイケルさんに再会しました。
4月にコルシカ島に行くというと、メールでお勧めの生産者を教えてあげると約束してくれました。嬉しい! 2.13
シチリア島のアグリツーリズモの旅2

フランスの携帯電話会社の一つSFRは、イメージカラーが赤の様です。ここのマクドナルドでは、無料の無線LANサービスがありました。店の入り口近くの壁にこの様な表示があります。


私達はこのショッピングセンター(BELLE EPINE)には、オルリー空港の近くにあるホテルから出ている
シャトルバスでしか行ったことが無く、地理が不明だったのですが、空港に戻りバス会社の人に聞くと、路線バスでも
行ける事が分かりました。大発見です。そして何とランジス市場にも、ここから歩いて行けることが分かったのです。
このバス路線は285番。(停留所はオルリー空港の地下。)これから自分達で好きな時間に行き来が出来きます。2.12
シチリア島のアグリツーリズモの旅1

パリのシャルル・ド・ゴール空港に着いたあと、オルリー行きのバスを待つ美奈子店長。一夜明けると、雪景色。オルリー空港近くのホテル・IBISでタクシーを待つ美奈子店長。


無事に名古屋からパリに着きました。これからいつもどおりのルートでバスに乗ってオルリー空港に向かいます。
ホテルに着いた後、バスに乗って近くのショッピングセンター(BELLE EPINE)に行きました。2.12


2月(2009)イタリア・シチリア島のアグリツーリズモとチーズの旅日記